MLBのオーナー会議は27日(日本時間28日)、イチローや田澤純一が所属するマイアミ・マーリンズが元ヤンキースのデレク・ジーター氏やブルース・シャーマン氏らを中心とするベンチャー・キャピタル(専門投資会社)に売却されることを承認した。
MLB公式サイトによれば、投票は電話会議で行われ、全会一致で承認された。現在の所有権をもつジェフリー・ローリア氏との当事者間では既に基本合意に達しており、公式戦終了後の来月初めにも手続きが完了する見通し。
編成部門のトップにはジーター氏が新たに就くという可能性が高いが、新体制では選手も首脳陣も大幅に刷新される公算が大きい。
コミッショナーのロブ・マンフレッド氏は、「選手としてのすばらしい経歴に続く、ジーター氏の経営者としての役割に期待したい」などのコメントを発表した。