MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

タイガース、オースマス監督が解任、メッツもコリンズ監督が今季限りで引退か

 

勝負の世界は厳しいものだ。サッカーほどではないが、メジャーリーグでもシーズン終了とともにスタッフの大リストラが進む。

 

デトロイト・タイガースはブラッド・オースマス監督を解任する。

 

 

MLB2017

 

オースマス監督は2014年に監督就任1年目で地区優勝したが、15年最下位、16年2位。

 

実績十分のベテランを残して勝負モードの今季は62勝92敗(現地22日終了時点)。勝率.403では、その責任をとらされて解任されても仕方がない。

 

タイガースは名将ジム・リーランド監督がチームを作り直し24年ぶりに地区優勝を果たした2011年から地区4連覇。

 

しかも11年から3年連続チャンピオンシップに進出するという黄金期を築いたが、リーランド監督が勇退後、オースマス監督に代わってからは過去の遺産で14年は地区優勝したものの強かった面影は今はない。

 

メッツもコリンズ監督が今季限りで引退

 

メッツを率いて7年目のテリー・コリンズ監督も今季限りで引退する可能性があるという。

 

コリンズと言えば2007年にオリックス・バファローズ監督に就任。08年以は負けが込んで早々と監督を辞任している。

 

その後は学生チームの指導者として活動した後、2010年からニューヨーク・メッツのマイナーチームを統括する「フィールド・コーディネーター」を務め、11年からはメッツの監督を務めている。

 

13年には、サブウェイシリーズヤンキースに球団史上初のスイ

 

若手の育成に一定の成果を挙げており15年にはマット・ハービー、ジェイコブ・デグロム、ノア・シンダガードらメジャー屈指の若手投手陣が台頭し、若き才能あふれた強力ローテーションでワールドシリーズまで駆け上がった。

 

16年と今季は、メジャー最高の先発ローテーションと評価された編成に故障者が続出し、アンラッキーな面もあった。

 

メッツは、66勝87敗(勝率.431)、ワイルドカードでも16ゲーム差の地区4位と低迷している。