ア・リーグ地区シリーズ(ALDS)は現地7日、2試合が行われ、インディアンスとブルージェイズがともに2連勝でチャンピオンシップ(ALCS)に王手をかけた。
レンジャーズのホーム、テキサスのアーリントンで行われたレンジャーズ対ブルージェイズのGAME2は、ブルージェイズ打線がレンジャーズ先発のダルビッシュに4本塁打を浴びせて5対3で勝った。
アーリントンはフロリダ半島に巨大ハリケーン・マシューが接近している影響で霧雨が降り続いた。
ダルビッシュは2回にトロウィツキーに直球を捉えられ、先制2ランホームランを被弾。3、4回は走者を出しながらも無失点でしのいだが、1対2の5回に3本のソロ本塁打を浴びて1対5とリードを広げられた。
結局、ダルビッシュは5回、被安打5(うち4本が本塁打)、4奪三振、1死球、5失点だった。ワイルドカードを勝ち上がってきたブルージェイズの勢いを止められなかった。
レンジャーズは相手投手6人から13安打したが、タイムリーが出なかった。ブルージェイズは6安打だったがホームランで効率よく得点した。
ALDSのインディアンズ対レッドソックス戦は、ホームのインディアンスが6対0で快勝し、2連勝でリーグ優勝決定シリーズ(ALDS)進出まであと1勝としました。
インディアンスは、先発のクルーバーが7回まで3安打に抑え、三塁を踏ませない好投。8回に先頭から連続四死球を与えて降板したが、2人目のオテーロが後続を断ち、9回をショーが締めて完封リレー。
打線は2回、ガイヤーのタイムリーとチゼンホールの3ランで4点を先制。4回と6回に1点ずつ加えて快勝した。インディアンズは2連勝で、リーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。
レッドソックスは先発のプライスが4回もたず5失点で負け投手。打線もインディアンスの3投手に3安打に抑え込まれた。上原浩治の登板はなかった。
地区シリーズで初戦を制したチームは過去、88チーム中62チームがシリーズを制しているというデータがある。しかし、あくまでもデータで、昨年は4チーム中3チームが初戦の敗戦から逆転でリーグ優勝決定シリーズに進出した。