MLB メジャーリーグ物語

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【ALCS】初戦、インディアンスはクルーバー、ブルージェイズはエストラーダが先発

 

ダルビッシュ有のレンジャーズ、上原浩治やラストシーズンのオルティーズが所属するレッドソックスが姿を消した。

 

日本人ファンからすれば、一気に興味が薄れるところだが、14日(日本時間15日)から始まるリーグ優勝決定シリーズ(ALCS=7回戦制)を戦うインディアンスブルージェイズの初戦の先発投手が発表された。

 

3連勝で一気にレッドソックスを退けたインディアンスは、右腕コリー・クルーバー(18勝9敗、防御率3.14)。

 

対するワイルドカードオリオールズを破り、リーグ最高勝率のレンジャーズをスイープして勝ち上がったブルージェイズは、右腕マルコ・エストラダを先発投手に抜擢した。

 

 

クルーバーは、地区シリーズ(ALDS)で強力レッドソックス打線を7回、失点0、被安打3に封じ込めた。18勝をマークしたシーズンの好調さを維持している。

 

ブルージェイズエストラーダは、レギュラシーズンで9勝9敗、防御率3.48。現地6日のレンジャーズとのALDS初戦にも先発し、8回1/3を4安打、1失点に抑えて勝利に貢献した。

 

ポストシーズンでは、2011年のミルウォーキー・ブルワーズ時代のリリーフ登板4回を含め、通算8試合の登板で3勝1敗、防御率2.67と安定している。

 

なお、インディアンスは、2戦目、3戦目の先発も発表。

 

 

一方、打撃好調のブルージェイズだが、ア・リーグ防御率トップの右腕アーロン・サンチェス投手は、キャリア最多となった今季のイニング数(192回)を制限するために、ALCSでは1試合の登板にとどまることが濃厚だとギボンズ監督がコメント。

 

サンチェスは、ALDSで1試合に登板して5回2/3で6失点と不調だった。ALDS同様、打線頼みのシリーズになりそうだ。