ダルビッシュ有のレンジャーズ、上原浩治やラストシーズンのオルティーズが所属するレッドソックスが姿を消した。
日本人ファンからすれば、一気に興味が薄れるところだが、14日(日本時間15日)から始まるリーグ優勝決定シリーズ(ALCS=7回戦制)を戦うインディアンスとブルージェイズの初戦の先発投手が発表された。
3連勝で一気にレッドソックスを退けたインディアンスは、右腕コリー・クルーバー(18勝9敗、防御率3.14)。
対するワイルドカードでオリオールズを破り、リーグ最高勝率のレンジャーズをスイープして勝ち上がったブルージェイズは、右腕マルコ・エストラダを先発投手に抜擢した。
Our ALCS rotation:
Game 1: Kluber
Game 2: Bauer
Game 3: Tomlin
Game 4: Clevinger (barring usage out of 'pen in first three)#RallyTogether pic.twitter.com/2tGtXdYBuQ
— Cleveland Indians (@Indians) 2016年10月12日
クルーバーは、地区シリーズ(ALDS)で強力レッドソックス打線を7回、失点0、被安打3に封じ込めた。18勝をマークしたシーズンの好調さを維持している。
ブルージェイズのエストラーダは、レギュラシーズンで9勝9敗、防御率3.48。現地6日のレンジャーズとのALDS初戦にも先発し、8回1/3を4安打、1失点に抑えて勝利に貢献した。
ポストシーズンでは、2011年のミルウォーキー・ブルワーズ時代のリリーフ登板4回を含め、通算8試合の登板で3勝1敗、防御率2.67と安定している。
なお、インディアンスは、2戦目、3戦目の先発も発表。
Danny Salazar could return from his injury in time for the ALCS. https://t.co/bVplLfQi4c pic.twitter.com/DhrALnPRVP
— SB Nation MLB (@SBNationMLB) 2016年10月12日
一方、打撃好調のブルージェイズだが、ア・リーグ防御率トップの右腕アーロン・サンチェス投手は、キャリア最多となった今季のイニング数(192回)を制限するために、ALCSでは1試合の登板にとどまることが濃厚だとギボンズ監督がコメント。
サンチェスは、ALDSで1試合に登板して5回2/3で6失点と不調だった。ALDS同様、打線頼みのシリーズになりそうだ。