ア・リーグ地区シリーズ(ALDS)、インディアンス対レッドソックスの第3戦が10日行われ、インディアンスが4対3で競り勝ち、シリーズ3連勝でリーグ優勝決定シリーズ(ALCS)進出を決めた。
MLB2016 ALDS
インディアンスは4回、1死二三塁からネークインの2点適時打で先制。1点を返された直後の6回には元レッドソックスにも所属したクリスプが2ランホームランを放って突き放した。
先発のトムリンが6回途中2失点。そのあと救援が8回に1点差に迫られたが、最後は抑えのアレンが回をまたいで4つのアウトを取って1点を争う接戦に幕を下ろした。
インディアンスは3連勝で2007年以来、9年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ(ALCS)進出を決めた。
レッドソックスは、2点ビハインドの8回にセットアッパーの上原を投入。
先頭のナポリはフルカウントから内角への87マイル(約140キロ)の直球で見逃し三振に切ってとった。
続くラミレスにはライト線への大飛球を打たれるも、ベッツが背走して好捕。最後はチゼンホールを87マイルの直球で遊ゴロに打ち取り、3者凡退に仕留めた。
この上原の好投に打線も1点差に追い上げる粘りを見せたが、今季限りで引退するオルティーズとともに地区シリーズで姿を消した。