フラッグディール・トレード情報
トロント・ブルージェイズとシカゴ・ホワイトソックスとの間でトレードが成立した。
ブルージェイズは、ディオナー・ナバーロ捕手を獲得。見返りとして、マイナーの左腕コルトン・ターナー投手を放出した。
32歳のナバロは、2014年からブルージェイズに所属。2015年オフにホワイトソックスへ移籍。今季はここまで85試合の出場で打率.210、6本塁打、32打点と苦戦している。
ただ、ブルージェイズの控え捕手ジョシュ・トーリーは、ナックルボウラーR.A.ディッキー専用の捕手といった意味合いが強く、45試合で打率.151、1本塁打、7打点と低迷。チームは経験のある控えの捕手を探していた。
ナバーロは、メジャーキャリア13年間で打率.251、77本塁打、364打点。タンパベイ・レイズ時代の2008年にオールスター選出を果たしている。
#BlueJays bring back catcher Dioner Navarro in trade with #WhiteSox: https://t.co/EY1ZhpSIQA pic.twitter.com/0JzHeddqhW
— Sportsnet (@Sportsnet) 2016年8月26日
ア・リーグ東部地区の優勝争いは、レッドソックス、オリオールズ、ブルージェイズが三つ巴のデッドヒートを繰り広げている。
ブルージェイズは現地26日、ツインズに勝ってレッドソックスに1ゲーム差の首位に立ったが、3位のオリオールズまでは2ゲーム差の混戦状態。
3チームとも他地区の2位より勝率が良く、ワイルドカードを含めて3チームがポストシーズンに進出する可能性も出てきた。
ロス・アトキンスGMは、ナバーロが再び古巣でプレーできることを喜んでいたと明かし、「電話越しでも笑顔が伝わってきたよ。優勝候補のチームに加わることが、彼にとって後押しになるだろう」とコメントした。