現地25日、ナ・リーグ西部地区の首位攻防戦GAME3は、ジャイアンツの先発左腕マット・ムーアが、9回2死までノーヒットノーランに抑える力投で4対0の完封勝ち。ウエストコーストのライバル決戦を1勝2敗とした。
ムーアは、あと一人という場面で3番打者コリー・シーガーに投げた3球目、94マイルの4シームをライト前にポトリと落ちるヒットを許し、惜しくもノーヒッターの偉業を逃した。133球目だった。これで降板したが、敵地にもかかわらず温かいカーテンコールが起こっていた。
Matt Moore carries a no-hitter into the 9th inning as the Giants shut out the Dodgers, 4-0. pic.twitter.com/F5d37jDH5v
— Baseball Tonight (@BBTN) 2016年8月26日
8回2/3を1安打、3四球、7三振、無失点。今月1日に行われたトレードで、タンパベイ・レイズからジャイアンツに加入したムーア。移籍後、好投していたが、勝ち星が付かず3連敗。ようやく新チームで初白星(今季8勝10敗、防御率3.95)を挙げている。
ジャイアンツは4回、ジョー・パニック二塁手の8号2ランなどで3点を先制すると、6回には、デナード・スパン外野手のタイムリーでさらに1点を追加した。
これで首位ドジャースとの直接対決スイープを免れゲーム差も2に縮めている。