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【MLB移籍情報】故障者相次ぐマリナーズにウィルヘルムセン復帰、元西武のルブランも獲得

大エースのF.ヘルナンデスの故障が長引くマリナーズの先発ローテーションは、彼以外にも故障者が続出している。

 

今季移籍加入の左腕W.マイリーも17日にDL入り、先発4番手の右腕T.ウォーカーが19日のレッドソックス戦で右足に違和感を訴えて5回で降板。20日にMLI検査を受けた。

 

ウォーカーに関してはMRIの結果、重篤なダメージは無かったようだが果たして24日に予定通り登板できるのか明確にはなっていない状況。

 

 

そうした中、マリナーズの元クローザーだったT.ウィルヘルムセンをレンジャーズから獲得。25人のアクティブロースターに加えた。

 

ウィルヘルムセンは、今季21試合にリリーバーとして登板、2勝3敗、ERA10.55。これによりルーキーでプエルトリコ出身のJ.アロが1試合で傘下マイナーへ降格している。

 

 

先発ローテにコマ不足が続くマリナーズはファームの層が薄い。それは前GMの失策だが、先日も内野手でプロスペクトのクリス・テイラーを放出し、ドジャースから3Aのマイナーリーガーであるザック・リーを先発要員として獲得した。

 

ザック・リーは、かつてはトッププロスペクトとして高く評価されていた24歳の右腕。ルイジアナ州立大(LSU)のQBとしても有名な選手だったが2010年MLBドラフト1巡指名(全体28番目)でドジャースと契約した。メジャーでは結果を出せず、マイナーでくすぶっている状態。

 

それでも昨年は、3Aで113.1回を投げて11勝6敗、防御率2.70、WHIP1.11と結果を残しドジャースマイナーリーグ・ピッチャー・オブ・ザ・イヤーに輝き、1試合だけメジャーで登板している。

 

 

さらに、マリナーズは、マイナー契約ブルージェイズから31歳の左腕ウェイド・ルブランを獲得している。

 

ルブランはメジャー21勝33敗、昨年は西武ライオンズと契約、NPBでの経験もある。西武では8試合に先発、1完投を含む2勝5敗、防御率4.23だった。