カブスの傘下3Aアイオワ・カブス所属の川﨑宗則内野手に今季2度目のコールアップがあるかもしれない。
レフトのホルヘ・ソレアー外野手が現地6日、敵地で行われたフィラデルフィア・フィリーズ戦で左ハムストリングを負傷するアクシデントに見舞われた。
5番ソレアーは3回、フィリーズ先発投手のアダム・モーガンからレフト前安打を放った際、一塁に向かう途中で左太もも裏を痛めたもよう。
Jorge Soler is currently under evaluation for a left hamstring injury.
— #VoteCubs (@Cubs) 2016年6月7日
好調カブスは4月7日にもレフトのカイル・シュワ―バーがセンターのデクスター・ファウラーと打球を追いかけて激突。
若手で主軸打者として期待されていたカイル・シュワーバー外野手は、左ひざ前十字靱帯と外側側副靱帯の完全断裂により、今シーズン残り試合の全休が決まった。
その代役として出場していた4番目の外野手ソレアーが今度は負傷した。
カブスの地元紙『シカゴ・トリビューン』によると、ソレアーが故障者リストに登録された場合、昨季までNPBの阪神タイガースに所属し、現在、川﨑と同じアイオワでプレーしているマット・マートンとアルバート・アルモラ・ジュニアの両外野手が代役の最有力候補となっているという。
しかし、マートンもアルモアも40人枠に登録されておらず、現在の4人目外野手でソレアーの代役として出場したマット・シーザー外野手が当面の間、穴埋めをする状況。
ソレアーの故障が、どの程度になるかは現時点では分からないが、第4の外野手は置かず、内野のベン・ゾブリストやクリス・ブライアントも外野にコンバートする案も考えられ、そうなれば内野のスキルポジションを守れる川崎宗則のコールアップも可能性は低いながら考えられる。
なお、カブスは先発左腕ジョン・レスターやジェイソン・ヘイワード外野手の通算100号本塁打などで6対4で勝利。両リーグ最速の40勝(16敗)を挙げた。これは、2001年に116勝を挙げた(イチロー1年目の)マリナーズと並ぶペースだ。