今季不振のヤンキースを象徴するかのような打線の援護を我慢して待ついつもの展開だった。
MLB2016 GAME DAY
ヤンキース田中将大が現地6日、本拠地でのエンゼルス戦に先発し、7回6安打2失点と力投。勝敗は付かなかったが、チームは田中の力投に応え8回に逆転勝利した。
懸念された2戦連続で中4日のローテーションだったが、初回と3回に最少得点を許し、6回に走者を背負うシーンがあったものの、それ以外の4イニングは相手の打線を封じ込めた。
That’s back-to-back 1-2-3 innings for Tanaka!
Time to score some runs! pic.twitter.com/Xyr618ENoL
— New York Yankees (@Yankees) 2016年6月7日
ヤンキースは6回までエンゼルス先発のマット・シューメーカーに完封されていたが、7回2死走者なしから5番ブライアン・マキャンの8号ソロ、6番スターリン・カストロの8号ソロと連続アーチが飛び出し、一気に同点に追いつく。
すると続く8回には3番カルロス・ベルトランが14号3ランホームランを放ち、勝ち越しに成功。5対2でヤンキースが勝利した。
試合後、ジラルディ監督は「スプリットもスライダーもベストの状態ではなかった。その中で戦い抜いて、何とか試合を作った」と評価。
田中は4戦連続のクオリティスタート(QS)、7回91球(ストライク62球)、最速95マイルを計測していた。これでERAもリーグ8位の2.76。WHIPは3位の1.01まで上昇した。