エンゼルスが好調ヤンキースをホームに迎えた3連戦は、大谷翔平と田中将大の日本人対決などで注目されたが、GAME1の第2打席で大谷が左足の足首を負傷。
結局、終わってみればヤンキースが3連戦スイープ。詰めかけた日本人観光客やテレビの前で期待していたファンをがっかりさせる結果になった。
Talk about getting In-N-Out. pic.twitter.com/ZffMRSx6Z0
— New York Yankees (@Yankees) 2018年4月30日
GAME1は、延長の末、グレゴリウスの決勝弾でヤンキースが先勝。
GAME2は、田中将大が相性の良いエンゼルス相手に6回を投げ切り被安打2、失点1、9奪三振の好投で4勝目(2敗)。打線もエンゼルスのエース格リチャーズを早々と攻略。リチャーズは2回持たずに9失点で降板した。
GAME3は、メジャーリーグサービスタイム17.000の大ベテラン、CC.サバシアが7回を被安打5、失点1、4奪三振のハイクオリティスタートで今季2勝目。通算239勝目(146敗)を挙げた。
大谷が、GAME1の第1打席でセベリーノのフロンドアの豪速球を見事に捉えて弾丸ライナーの先制4号ソロを叩き込んだあの打席だけが、エンゼルスの唯一の見せ場だった。
大谷は、そのポテンシャルを最初の20試合で見せつけた。それだけに、レッドソックス戦での右手のマメによる2回ノックアウトといい、この先、故障に悩まされるメジャー生活だけは避けて欲しい。
第1打席の本塁打で、モチベーションが上がっていたのかもしれないが、あのセカンドゴロで全力疾走して一塁ベースを踏み損ねる走塁は、残念としか言いようがない。
今後も、たとえば塁に出て牽制球による帰塁の際の利き手の負傷など、考えられるケアは十分対策を取って欲しい。
二刀流の最大の敵は、そうしたアクシデントかもしれない。
これでヤンキースは9連勝。両リーグ20勝一番乗りのレッドソックスを2ゲーム差で追いかける展開になっている。