MLB メジャーリーグ物語

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ナショナルズ、剛腕ストラスバーグと調停回避、1年1040万ドルで合意

 

 

MLB公式サイトは現地時間15日、ワシントン・ナショナルズが、スティーブン・ストラスバーグ投手との調停を回避し、年俸1040万ドル(約12億2000万円)の1年契約で合意したことを報じている。

 

27歳のストラスバーグは2009年MLBドラフトの1巡ピック、全体でも1位でナショナルズに入団。

 

 

昨シーズンは、5月30日に首の張りで15日間のDL入り。この離脱もあって23試合の登板に留まり、3年ぶりに規定投球回数には届かなかったが、防御率(ERA)3.46をマーク。メジャーデビューから4.00未満を継続している。

 

11勝(7敗)で2年連続2ケタ勝利。SO9は11.0 (デビュー以来、平均10.4) と高い数値を示す速球派。

 

ちなみに、オールドファンならお分かりだと思うが、あの剛腕左腕、江夏豊でも8.4だったから、ストラスバーグの凄さが分かる。

 

シーズン終了後には、投球時に違和感を感じていたという 背中の良性腫瘍の摘出手術を10月に受けている。

 

メジャー6年間(実質4年)で57勝37敗、ERA3.09、WHIP1.09、FIP2.83。2016年シーズン終了後にフリーエージェント(FA)になる。

 

代理人が有名なスコット・ボラス氏で、2012年には、チームが優勝争いをしているにもかかわらず160イニングスに到達した時点で契約どおり投球を回避し、チームから離脱を決めた経緯があり、年間200イニングスを超えたのが2014年(215.0回)の1回しかない。

 

今オフには地元紙『ボストン・グローブ』がトレードの可能性を報じていた。