カンザスシティ・ロイヤルズ対ニューヨーク・メッツの第111回ワールドシリーズGAME2は現地28日にロイヤルズの本拠地カウフマン・スタジアムで行われる。
GAME1は9回裏にアレックス・ゴードンのセンターバック・スクリーンに飛び込む同点弾で延長にもつれ込んだ。
その後、WS史上最長タイの延長14回の消耗戦となった初戦を制したロイヤルズは、ジョニー・クエト投手が先発予定。
ワールドシリーズ第2戦、メッツのデグロームとロイヤルズのクエトが先発対決する。大事な2試合目を制するのは? pic.twitter.com/HxrozLg8mJ
— MLB Japan (@MLBJapan) 2015, 10月 28
敵地で行われたア・リーグ・チャンピオンシップGAME3では、2回0/3を8失点と今季ワーストの内容で敗戦投手となった。
「ホームだろうが、ロードだろうが関係ない。だけど、ホームの方が投げやすい」と通訳を介して語ったというクエトの談話が流れているが、プレイオフでは安定感を欠いているクエトを投げやすいホームのGAME2にもってきたのは、だれが見てもわかる戦術だ。
クエトは、ポストシーズン3試合で計16イニング、防御率7.88。
一方、メッツはジェーコブ・デグローム投手に先発マウンドを託す。2010年にプロ入りするも、まもなくトミー・ジョン手術を受けた影響で、メジャーデビューを果たしたのは昨季という右腕は、「リハビリを乗り越えたことで、投手として成長することができた」とコメント。
ポストシーズンは、ここまで合計3試合に登板し、3勝0敗、防御率1.80と、2014年のナ・リーグ新人王に輝いた実力を見せている。
初戦よりも大事だといわれるシリーズの第2戦。ロイヤルズが連勝で勢いに乗るのか、それともメッツが1勝1敗のイーブンでホームのニューヨークに帰るのか、両スターターのピッチングに注目だ。