MLB メジャーリーグ物語

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【WS-G2】ロイヤルズはクエト、メッツはデグロームが先発

 

カンザスシティ・ロイヤルズニューヨーク・メッツの第111回ワールドシリーズGAME2は現地28日にロイヤルズの本拠地カウフマン・スタジアムで行われる。

 

GAME1は9回裏にアレックス・ゴードンセンターバック・スクリーンに飛び込む同点弾で延長にもつれ込んだ。

 

その後、WS史上最長タイの延長14回の消耗戦となった初戦を制したロイヤルズは、ジョニー・クエト投手が先発予定。

 

 

敵地で行われたア・リーグ・チャンピオンシップGAME3では、2回0/3を8失点と今季ワーストの内容で敗戦投手となった。

 

「ホームだろうが、ロードだろうが関係ない。だけど、ホームの方が投げやすい」と通訳を介して語ったというクエトの談話が流れているが、プレイオフでは安定感を欠いているクエトを投げやすいホームのGAME2にもってきたのは、だれが見てもわかる戦術だ。

 

クエトは、ポストシーズン3試合で計16イニング、防御率7.88。

 

一方、メッツはジェーコブ・デグローム投手に先発マウンドを託す。2010年にプロ入りするも、まもなくトミー・ジョン手術を受けた影響で、メジャーデビューを果たしたのは昨季という右腕は、「リハビリを乗り越えたことで、投手として成長することができた」とコメント。

 

ポストシーズンは、ここまで合計3試合に登板し、3勝0敗、防御率1.80と、2014年のナ・リーグ新人王に輝いた実力を見せている。

 

初戦よりも大事だといわれるシリーズの第2戦。ロイヤルズが連勝で勢いに乗るのか、それともメッツが1勝1敗のイーブンでホームのニューヨークに帰るのか、両スターターのピッチングに注目だ。