MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

男気・黒田の公式戦凱旋初登板は3月29日が濃厚

黒田の公式戦凱旋初登板は地元3月29日ヤクルト戦が濃厚

 

メジャーリーグから8年ぶりに復帰した広島・投手の公式戦初登板が、開幕3戦目の3・29ヤクルト戦(マツダとなることが濃厚になったとスポーツ紙が報じている。

 

広島・畝投手コーチは19日、「沖縄で対外試合登板はない」と明言。3・27開幕投手には前田健が内定しており、3月の登板日程とローテーションを考慮すると第3戦となった。右腕は新調した赤グラブでこの日から全体練習に合流した。 

 

 

日曜ごとの登板が合理的

 

地元での3戦目プレミアチケットになる!

 

畝投手コーチは、当初から「最初(の公式戦)はマツダがいいと思う。それが1戦目か、3戦目なのか…」と発言していました。ヤンキース在籍時の昨季は、中4日で15試合、中5日で13試合の登板間隔でしたが、「初めは無理をさせない」方針だという。

 

これらを考慮すると、3月8日のヤクルト戦(マツダ)でオープン戦初舞台を踏み、中6日で3・29開幕第3戦に先発、当面は日曜日ごとに投げる日程が最も合理的だという。 試合数の少ない日本では、そういうローテーションが一般的で、楽天時代の田中将大もそんな感じでした。広島の「黒田先発戦」は、今シーズンのプレミアチケットになるでしょうね。

 

話しはそれますが、「黒田フィーバーは52億円超なり-」と、この分野では有名な関大大学院の宮本勝浩教授が、黒田の広島復帰による経済効果を52億2582万円と計算しています。でも、それ以上に広島の人たちに与えた勇気や感動は、計り知れないものがあります。

 

昨日の黒田は、守備練習では若手を制して真っ先にノックを受け「新人なので当たり前」と笑った。バント練習に向かった際には即席サイン会を実施。室内練習場の鍵が閉まっていたため、開くまでの3~4分間を利用して「じゃあ、サインをしましょうか」。集まった30人のファンにもみくちゃにされながらペンを走らせたらしいですよ。

 

なんとか無事故でシーズン初戦を迎えて欲しいものです。