MLB メジャーリーグ物語

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ジェームズ・シールズが自宅に近いパドレスと合意 西部地区の2強を脅かす布陣に

 

MLB移籍情報

 

 

2015年FA市場のビッグ3といわれていた右腕ジェームズ・シールズが 、自宅のあるサンディエゴが本拠地のパドレスと合意した。

 

 

契約の規模は4年7200から7600万(85億-92億円)程度と伝えられ、正式契約はフィジカルチェックの結果待ちという。

 

 

ここでも以前にお伝えしたとおりシールズは、自宅のある西海岸の移籍を強く希望していた。しかし、高額の為、一度はオファーの金額を提示したといわれていたサンフランシスコ・ジャイアンツなどは合意に至らなかった。

 

 

この金額は、当初伝えられた4年1億ドルという内容から比べれば低く、シールズはホームタウンディスカウントを受け入れたものと思われる。

 

 

GMの就任で、リーグ最低の打線をテコ入れし、マット・ケンプ、ウィル・マイヤーズを獲得。例年に無く精力的なストーブリーグを展開したパドレスだが、打線と共にピッチングスタッフの補強にも乗り出した。

 

 

 

パドレス 

 

 

 

予想されるパドレスの先発ローテーションは以下のとおり。

 

  1. ジェームズ・シールズ  (防御率3.21/FIP3.59/WHIP1.18)
  2. アンドリュー・キャッシュナー  (防御率2.55/FIP3.09/WHI1.13)
  3. タイソン・ロス  (防御率2.81/FIP3.24/WHIP1.21)
  4. イアン・ケネディ  (防御率3.63/FIP3.21/WHIP1.289)

前回も書きましたが、投手力は中程度のパドレスが、キャッシュナーとケネディの前にスターターの軸を置く布陣になった。

 

 

先発5番手あたりには、復活が期待されるジョシュ・ジョンソンとブランドン・モローのベテラン2人に、若いオドリサメル・デスパイネ、ロビー・アーリンが争うことになりそうだ、ということです。

 

 

《ジェームズ・シールズ》

◆2014年シーズン

227.0イニング、防御率3.21、14勝8敗、奪三振180、WHIP1.18、FIP3.59

 

 パドレス本拠地のペトコパーク自体はMLBでも3本の指に入る投手有利の球場。シールズはレイズ時代のア・リーグ東地区からロイヤルズが所属の中部地区に変わり成績がアップ。

 

東地区はヤンキースタジアムフェンウェイパークなど打者有利の球場が影響しているという分析もあり、ペトコパークというパークファクターもシールズにとって契約合意の要因になったかもしれません。

 

 

 

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