ボルティモア・オリオールズが先発右腕アレックス・カッブと契約した。
MLB契約情報
17年オフのFA市場で、先発投手部門ではダルビッシュ有、ジェイク・アリエッタがトップ2にランクされ、それに次ぐクラスの一人がアレックス・カッブだった。
契約内容は、ファンラグ・スポーツの記者ジョン・ヘイマンによれば4年6,000万ドルという事だが、5,700万ドルという情報も流れている。
Breaking on Cobb deal 4 yr $57 mil according to mLB official
— Bruce Levine (@MLBBruceLevine) 2018年3月20日
30歳のアレックス・カッブは、06年のMLBドラフトでレイズ(当時デビルレイズ)から4巡指名で入団。
頭角を現したのは12年からで11勝9敗、136回1/3、防御率4.03でローテーションに定着。13年は11勝3敗、143回1/3で防御率2.76。14年は10勝9敗、166回1/3を投げて防御率2.87と安定した数字を残した。
15年は5月にトミージョン手術を受けてそれ以降全休、16年9月に復帰。17年はバウンスバックして自己最高の179回1/3を投げて12勝10敗、防御率3.66をマークした。
The #Orioles make another big late-offseason signing, adding Alex Cobb on a reported four-year deal: https://t.co/e2X5QuNNW4 pic.twitter.com/I7iJSa97ow
— MLB Trade Rumors (@mlbtraderumors) 2018年3月20日
昨年、地区最下位に沈んだオリオールズ。MLB30球団中、防御率やWHIPで30位だった先発投手陣には、アンドリュー・キャッシュナーとアレックス・カッブを補強した。
これでもレッドソックスやヤンキースとは見劣りする先発ローテーションだが、キャッシュナーやカッブが昨年並みの働きをすれば、ワイルドカード争いに食い込める可能性は出てきた。