和田毅「18」でもう一度チャレンジしたい
シカゴ・カブスの和田毅が、自身のブログで背番号を「67」から『18』に変更したことを明かしました。
和田は今季、マイナー契約でカブス入りし、渡米3年目でメジャー初昇格を果たしました。トミー・ジョン手術で肘の状態も回復し、全試合を見ましたが、4シームは140キロ台後半をマークするシーンもありました。
7月9日(日本時間10日)に初登板、初先発を果たし、7月29日には3度目の登板でメジャー初勝利を飾った。
それ以後、先発ローテーションに定着。13試合に先発して4勝4敗、防御率3.25、WHIP1.24と好成績を残し、最下位に低迷したチームの中で安定したマウンドだった。
シーズン終了後には1年400万ドルで早々と再契約しています。和田の契約には、年俸とは別に、200万ドル(約2億2000万円)のインセンティブ(出来高)も付くという条件で合意した。
和田は自身のブログで「今年の結果でなんとか来年のメジャー契約も貰うことができました」と綴ると、「ただ、立場としてはまだまだ確立されたものではないので、カブスはすごい補強をしていますが、先発ローテに入れるように頑張るだけです」と来季に向けて引き締めた。
カブスは、ジョン・レスターをFAで獲得するなど、このオフの補強で、今季15チーム中、リーグ12位だった先発陣に厚みが出ました。このまま行けばカブスの予想される2015年の先発ローテーションはこのような編成になる。和田投手は4、5番手を争うことが予想される。
ジョン・レスター(LHP)
防御率2.46、16勝11敗、WHIP1.10
ジェイク・アリエッタ(RHP)
防御率2.53、10勝5敗、WHIP0.99
ジェイソン・ハメル(RHP)
防御率3.47、10勝11敗、WHIP1.12
和田 毅(LHP)
防御率3.25、4勝4敗、WHIP1.24
カイル・ヘンドリックス(RHP)
防御率2.46、7勝2敗、WHIP1.08
レスターと和田が左腕で、ヘンドリックスはMLBで1年のキャリアしかなく。和田が4番手のような扱いになると思われる。
オリオールズ時代『18』を与えられるも、左肘の手術もありメジャー登板がなかった和田は「いろいろ考えたのですが、メジャーに来たときに18でまったく結果を残せなかったので、もう一度チャレンジしたい」と変更理由を綴っている。