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次は先発ローテの強化に着手か?レッドソックス
昨年のワールドシーリーズ制覇から一転、早々と負け越しが決まり「ファイアーセール」で主力を次々と放出したレッドソックスが、その穴を埋めるため今オフのストーブリーグの話題を提供しています。
その第1弾として、ここでもお伝えしたジャイアンツからFAとなった“カンフー・パンダ”の愛称で人気者のパブロ・サンドバル三塁手との契約に合意しました。
He wasn't kidding about the panda. Give @KFP48 a follow #RedSoxNation! pic.twitter.com/kSNt5WAkF3
— Boston Red Sox (@RedSox) 2014, 11月 25
さらに、ドジャースからFAとなっていたハンリー・ラミレスと4年8800万ドル(5年目オプション付き)との複数報道がありました。ラミレスはもともとレッドソックスの出身で主砲のオルティーズを敬愛していることからスムーズに話が進んだといわれています。
このラミレスですが、レッドソックスには正遊撃手として育てたいザンダー・ボガーツがいるため左翼へのコンバートが確実。そのため現左翼で、この夏に移籍してきたセスペデス外野手をトレード交換要員に出して補強の本丸である先発ローテをテコ入れするという憶測が流れています。
レッドソックスの来季(2015年)の11月25日時点の予想オーダーを考えてみました。
1番ルスネイ・カスティーヨ(CF)
2番ダスティン・ペドロイア(2B)
3番デビッド・オルティーズ(DH)
4番ヨエニス・セスペデス(RF)
5番ハンリー・ラミレス(LF)
6番パブロ・サンドバル(3B)
7番マイク・ナポリ(1B)、
8番ザンダー・ボガーツ(SS)
9番クリスチャン・バスケス(C)
4から6番は好不調で入れ替わる可能性があり、左右の柔軟性という意味でもスィッチヒッターのサンドバルの加入は大きいかもしれません。ナポリあたりが7番という打線も迫力があって面白そう。
とはいえ、やはりチーム再建の鍵は投手力。レッドソックスで獲得が噂されているのは、先発ローテの1番手や2番手の大物という専門サイトの分析もあります。
FAでは、ジェームズ・シールズ(RHP)、アービン・サンタナ(RHP)に出戻りのジョン・レスター(LHP)らの名前が挙がり、トレードとしては、複数年の契約が残るフィリーズのコール・ハメルズ(LHP)の名前や打線の強化をしたいマリナーズとの交換でサスペデス外野手と岩隈久志のトレード説も一部では浮上してますが、さすがにこれはないでしょう。
それにしてもライバルのヤンキースが静かなのが不気味です。