MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

レッドソックスの主軸補強、プランAはJ.D.マルティネスだが、それだけではないらしい

 

ライバルのヤンキース同様にレッドソックスも25歳のムーキー・ベッツを筆頭に23歳のアンドリュー・ベニンテンディ、25歳ザンダー・ボガーツ、21歳ラファエル・デバースなど若手が台頭した。

 

しかし、デビット・オルティーズが抜けた後に心配された長打力不足の課題は解消されていない。MLB30球団で本塁打数は27位。その結果、OPS出塁率+長打率)も22位と下位に低迷している。

 

その分、投手力を強化して地区2連覇は達成したが、ヤンキースの中盤の失速に助けられたイメージが強かった。

 

そのレッドソックスの今オフの課題は破壊力が無くなった主軸打線の強化だろう。

 

主軸の補強はマルティネスがプランAであるとすれば、プランB(エリック・ホズマー)またはプランC(カルロス・サンタナ)と考えることもできるが、ウィンターミーティングでは、エリック・ホズマーとも交渉を行っていたという事で、マルティネス外野手と2人同時に狙っているとの情報も流れている。

 

その場合は一説には2億ドル以上と言われているマルティネスと1憶5,000万ドルのホズマーの資金を捻出するために4年8,800万ドルで契約した指名打者ハンリー・ラミレスやブラッドリー・ジュニア外野手を放出する可能性もある。

 

レッドソックスは18年シーズン終了後に守護神クレイグ・キンブレルとの契約が切れる。19年シーズン終了後にはクリス・セールとリック・ポーセロの先発投手2人とサンドバルの残契約の負担が終り、19年以降は大型契約をマルティネス、ホズマーと同時に結んでも吸収できるという。

 

ヤンキースのジャッジ、スタントン、サンチェスのクリーンアップに対抗して、ボガーツ、マルティネス、ホズマーのクリーンアップも総合力で比較すると遜色ない。

 

マルティネスもホズマーも代理人はスコット・ボラス氏。デーブ・ドンブロウスキー社長との交渉に注目したい。

 

 

◇記事参考

https://baseball.information0.com/major-baseball/redsox-interested-in-signing-both-jd-and-hosmer/