今オフに大谷翔平、イアン・キンズラー二塁手と契約しているエンゼルスが、ザック・コザート内野手と3年3,800万ドルで正式契約した。
今季31歳にして初めてオールスターの先発出場を果たした“遅咲き”の遊撃手、ザック・コザート。レッズ時代の7年間は遊撃手だったが、来季はエンゼルスで三塁に転向する予定だ。
今季のコザートは、レッズで122試合に出場して打率.297、24本塁打(3塁打7本)、63打点、OPS.933。打撃3部門で自己ベストの成績をマークしたが、特筆すべきはその守備。
MLB公式サイトによると遊撃の守備では、メジャーデビューを果たした2011年から7年連続でプラスの守備防御点を記録。
同期間での守備防御点+56はアンドレルトン・シモンズ(エンゼルス)の+163、ブランドン・クロフォード(ジャイアンツ)の+71に次いでメジャーの遊撃手で3番目の数字となっている。
🚨 OFFICIAL 🚨
— Angels (@Angels) 2017年12月15日
The #Angels have agreed to terms on a three-year contract with INF Zack Cozart. pic.twitter.com/lReZpByq78
エンゼルスは、このスキルプレイヤーを三塁手へ転向させシモンズとの華麗な三遊間を編成する。大谷にとっても安定感のある内野陣は頼もしい限りだろう。
このコザートで思い出したのは、オールスター出場でプレゼントされたロバの話題だ。
コザートはチームメートのスター選手ジョーイ・ボット一塁手から球宴出場のお祝いに一匹の可愛いロバを贈られた。
プレゼントしたボットは、自称「カナダのイチロー」と名乗るなどイチローを尊敬しており、以前、親交があるイチローのロッカールームにイチローの背番号にちなんだ51枚のピザを送ったことでも話題になった男だ。
コザートは、この「ドナルド」と名付けられたペットと一緒に西海岸へ引っ越すのだろうか?(笑)