MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

NLCS G1 ドジャース1勝 大谷翔平マルチ安打 千賀滉大からタイムリー 

 

1988年以来、36年ぶりの対戦となったドジャース対メッツのチャンピオンシップ・シリーズ(CS)は日本時間14日、ドジャースのホームでスタートし、ドジャースが9対0で先勝した。

 

 

MLB2024 NLCS

 

メッツ 0 、ドジャース 9

 

 

パドレスを3勝2敗で破った第1シードのドジャースワイルドカードから勝ち上がり第2シードのフィリーズをディビジョン・シリーズで破って勝ち上がってきた第6シードのメッツ

 

 

MLB2024年ナショナルリーグ・チャンピオンシップ・シリーズ(NLCS)の初戦は、ドジャース先発右腕ジャック・フラハティが7イニングを無失点の好投。

 

 

フラハティの踏ん張りも光ったが、ブルペン陣も無失点リレーを33イニングまで伸ばした。これは1966年のオリオールズに並ぶ歴代1位タイ記録らしい。

 

 

 

 

オフェンスも送りバントを2回成功させるなど本塁打なしで9安打9得点という短期決戦を勝ち抜く戦術で快勝した。

 

 

大谷翔平は「1番・DH」でスタメン出場。第1打席はセカンドゴロに倒れたが、一死2塁で迎えた4回の第2打席は、1、2塁間を強烈なゴロで破るライト前タイムリーをマーク。

 

 

第3打席でもメッツの左腕デービッド・ピーターソンから左中間フェンスを直撃するタイムリーをマーク。4打数2安打1打点の活躍でスタジアムは「MVP」コールが鳴り響いた。

 

 

大谷は、史上初の「50-50」を達成した9月20日(日本時間)のマーリンズ戦から数えて、得点圏では19打数16安打(打率.842)となった。

 

 

 

 

第4打席はセンター方向への大飛球。ポストシーズン2本目の本塁打が期待できそうな打球だった。復調傾向にある今日の大谷だったが、ポストシーズンの成績を打率.250、1本塁打、5打点、OPS.708としている。

 

 

一方、千賀の投球内容は30球を投げストライクは10球。1.1イニングで被安打2、与四球4、失点3。最速は94.5マイル(約152.1キロ)だった。微妙なストライク判定に苦しむシーンもあったが、明らかに高めに外れるボールも目立ち30球で与四球4と残念な部分も多かった内容だった。

 

 

試合後、千賀は今日の制球難について「いろいろな要因はありますけど、うーん…メカニックにおいてエラーがあったんじゃないかと思います」と振り返り、投球の一連の動作が原因とコメントした。

 

 

ポストシーズンでの活躍が選手の価値に繋がるので、千賀には来シーズンのローテーションに残るためにも次の登板での奮起に期待したい。