現地30日、日本では大みそかの早朝になるが、ビッグネームが動く電撃トレードの情報が飛び込んできた。ブレーブスとレッドソックス間でトレードが成立し、ブレーブスがクリス・セール投手を獲得した。すでにブレースが公式に発表している。
トレード情報
このトレードではレッドソックスが左腕のクリス・セールを放出。その対価としてブレーブスがプロスペクトのボーン・グリソムと金銭を差し出す。
Chris Sale is an Atlanta Brave.
— Jeff Passan (@JeffPassan) December 30, 2023
Vaughn Grissom is headed to the Red Sox.
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セールの2024年の年俸は2750万ドルと高額で、そのためレッドソックスがプロスペクトに金銭(1700万ドル)をプラスしてトレードが成立したようだ。
なお、セールの契約にはノートレード条項が含まれていたが、本人がそれを破棄した。
また、2025年については年俸2000万ドルでブレーブスに選択権がある球団オプションになっている。
Braves reportedly acquire LHP Chris Sale from the Red Sox, according to https://t.co/Z3s2EpgF39’s @Feinsand. pic.twitter.com/foqbYibqUO
— MLB (@MLB) December 30, 2023
セールは34歳。2016年にホワイトソックスからレッドソックスにトレード移籍。2017年にはシーズン308奪三振をマーク。ア・リーグサイヤング賞投票で2位に入る活躍だった。
2018年は開幕投手を務め27試合で12勝4敗、防御率2.11の好成績でレッドソックスのワールドシリーズ制覇に大きく貢献をした。
こうした活躍が認められて2020年からの24年までの5年間で1億4500万ドルの契約延長を勝ち取ったが、2020年は左ひじを痛めていた影響でトミージョン手術を受けて全休。
その後もケガに泣き、2022年もわき腹と右手首を痛めた結果、2試合(5.2イニング)の登板に終わった。
今季は復活したが、以前の球威は戻らず、20試合(102.2イニング)で、6勝5敗、防御率4.30と不本意な成績だった。