2023年度の「ハンク・アーロン賞」は、大谷翔平(ドジャース)とロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)に贈られることが発表された。ともに同賞は初受賞になる。
MLB2023 AWARD
ALは大谷翔平が初受賞
同賞は、ハンク・アーロンがベーブ・ルースの714本の通算最多本塁打記録(当時)を破ってから25周年を記念し、1999年に創設された。
大谷は過去3シーズン連続でファイナリストにノミネートされていたが、今回が初受賞。
アメリカン・リーグのファイナリストは下記の選手たち
ヤンディ・ディアス(レイズ)
アドリス・ガルシア(レンジャーズ)
アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)
コリー・シーガー(レンジャーズ)
マーカス・セミエン(レンジャーズ)
カイル・タッカー(アストロズ)
レンジャーズから3人が選出されたのは、ワールドシリーズを制した今季の躍進を象徴しているようだ。
NLは「40-70」のアクーニャJr.
アクーニャJr.は、メジャー史上初の40本塁打&70盗塁を達成。54本塁打、139打点で「本塁打王」と「打点王」を獲得した同僚のマット・オルソンを抑えて受賞した。
ナショナル・リーグのファイナリスト
ルイス・アライズ(マーリンズ)
コディ・ベリンジャー(カブス)
ムーキー・ベッツ(ドジャース)
コービン・キャロル(ダイヤモンドバックス)
フレディ・フリーマン(ドジャース)
マット・オルソン(ブレーブス)
フアン・ソト(パドレス)
なお、大谷とアクーニャJr.は来季から同じナショナル・リーグで個人タイトルを争うことになる。選考委員も大変だろう。