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【MLB移籍情報】2022年オフのポジション別トップFA選手は?

 

来週からサンディエゴでMLBウィンターミーティングが始まる。MLB公式サイトで2022年オフの各ポジションのトップ・フリーエージェント(FA)選手を紹介している記事があったので、その記事をもとに個人的な見解も加えて紹介したい。

 

 

MLB移籍情報

 

2022年オフのポジション別FAランキング

 

▽捕手

ウィルソン・コントレラス

コントレラスは過去3シーズンでそれぞれ20本塁打を超えており、フレーミングスキルは平均並みだが、キャリアハイのfWAR3.3でナ・リーグ捕手の中で4位だった。

 

《残っているベスト》

タッカー・バーンハート、ゲイリー・サンチェス、マイク・ズニーノ、クリスチャン・バスケス、オースティン・ヘッジス

 

 

一塁手

ジョシュ・ベル

アンソニー・リゾとホセ・アブレイユが決まったため、一塁手の補強を考えているチームにとってはベルが最高の選択肢だろう。夏にパドレスにトレードされてから調子を落とし最終的には本塁打17、OPS.784で.800を下回った。スイッチヒッターで選球眼が良く広角に打ち分ける技術がある。

 

《残っているベスト》

トレイ・マンシーニ、ヘスス・アギラル、ブランドン・ベルト

 

 

二塁手

ジーン・セグラ

今オフは二塁手が少ない。その中でセグラは2桁本塁打と2桁盗塁を記録できる堅実なオールラウンドプレーヤーだ。今季64試合の欠場で来春には33歳になるが、キャリア10年間で通算打率.285で健康状態に問題がなければ計算できる選手の一人だろう。

 

《残っている選手》

ジョナサン・ビヤー、ジョシュ・ハリソン、ルーグネッド・オドーア、アレドミス・ディアス

 


▽遊撃手

トレイ・ターナー

今季も甲乙つけがたいハイクラスの遊撃手が移籍市場をにぎわせている。29歳のターナーは2015年のデビュー以来、31.7fWARをマーク。2019年開幕から489試合でOPS.870、本塁打80、打点275、得点350、盗塁106を記録している。

 

《残っている選手》

ザンダー・ボガーツ、カルロス・コレア、ディディ・グレゴリウス、ホセ・イグレシアス、ダンズビー・スワンソン

 


三塁手

ブランドン・ドゥルーリー

30歳のドゥルーリーは今季、本塁打28、打点87、OPS.812、OPS +122、fWAR3.0でキャリアハイを記録した。8年間のキャリアでは三塁手での出場が一番多いが一塁や二塁、外野の両コーナーも守れる。

 

《残っている選手》

ジャスティン・ターナーエバン・ロンゴリア、マイケル・フランコ

 


左翼手

アンドリュー・ベニンテンディ

彼のfWAR2.8は左翼手全体の中では4位。ジュリクソン・プロファーは同2.5でここは異論があるかもしれない。

 

《残っている選手》

マイケル・ブラントリー、コーリー・ディッカーソン、アダム・デュバル、アンドリュー・マカッチェン、デビッド・ペラルタ、ジュリクソン・プロファー

 

 

中堅手

ブランドン・ニモ

彼の fWAR5.4は、メジャーのすべての中堅手の中ででジャッジ(同11.4)とマイク・トラウト(同6.0)に次ぐ、3位にランクされた。ジャッジは右翼手なので実質は2位の中堅手だ。

 

《残っている選手》

オデュベル・ヘレーラ、ケビン・キーアマイヤー、タイラー・ネイキン、ケビン・ピラー

 

右翼手

アーロン・ジャッジ
説明はいらないだろう。今年のFA選手の中では間違いなくベストなプレーヤーだ。

 



《残っている選手》

マイケル・コンフォート、ジョーイ・ギャロ、ロビー・グロスマン、ミッチ・ハニガー

 

 

指名打者

J.D.マルティネス

 

《残っている選手》

マット・カーペンター、ネルソン・クルーズ

 

 

 

 

 

 


▽記事参考

 

www.mlb.com