MLB メジャーリーグ物語

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投手大谷翔平は今季終了、残りは打者に専念 防御率3.18、奪三振156

 

期待された大谷翔平の最終戦での登板が無くなった。複数のメディアが、ジョー・マドン監督の試合前会見の様子を伝えている。

 

 

大谷翔平NEWS

 

 

大谷翔平 投手成績

 

エンゼルスジョー・マドン監督が敵地グローブライフ・フィールドで行われるレンジャーズ戦の試合前、リモート会見に応じ、大谷翔平選手の今後の登板について「彼は日曜日に投げない」と明かした。

 

 

大谷は今季の最終戦となる10月3日(日本時間10月4日)のマリナーズ戦に先発する可能性が残されていたが、マドン監督によると「残りシーズンは打撃に専念し、投手のことはもう心配しなくていい、ということ」。

 

 

さらに指揮官は「最後2回の登板は、素晴らしい内容だった。しかし、もはや(このまま投げても)なにか得るものはない。だから、投げないことがベスト。彼と話し合って決めたことだ」と明かした。

 

 

大谷翔平の今季の投手成績は、23試合に先発して130.1イニング、9勝2敗、防御率3.18、FIP3.50、奪三振156を記録。

 

 

大谷は投手部門の個人タイトルの対象となる規定投球回数(162イニング)を超えていないが、130イニング以上投げた投手の中で防御率3.18はアメリカンリーグ(AL)7位FIPAL11位

 

 

約130イニングの投球回数の為、奪三振数156はAL19位だが、9イニング換算の奪三振(K/9)は、10.77でAL4位とハイクラス。

 

 

注文をつけるとすると与四球を抑えたい。

 

 

きょうの大谷翔平は「1番・DH」で出場して5打数2安打だった。打撃部門では、ロイヤルズのサルバドール・ペレス捕手が48号本塁打を記録して「本塁打王」争いで大谷に3本差をつけた。

 

 

残り試合は、まだ4試合残っているが、今回の判断は正しいと感じる。

 

 

ここでも何度か紹介している世紀の記録、1918年のベーブ・ルースが記録して以来、103年ぶりとなる「2ケタ勝利、2ケタ本塁打は来季以降の宿題になった。