ブレーブスと単年1500万ドルの契約を結んでレイズから加入したチャーリー・モートンが、来季2000万ドルと2023年2000万ドル(クラブオプション)の契約を勝ち取ったようだ。
メジャーリーグ契約情報
ブレーブスは37歳のベテラン右腕、チャーリー・モートンと1年2000万ドルと2023年がクラブオプション1年(年俸2000万ドル)で契約を延長したことを発表した。この契約には球団側が破棄した場合のバイアウトはついていない。
#Braves have signed pitcher Charlie Morton to a one-year contract extension worth $20 million for 2022, with a $20 million club option for 2023 that has no buyout.
— David O'Brien (@DOBrienATL) September 6, 2021
モートンは来季38歳。2002年のドラフト3巡目(全体95位)でブレーブスが指名。パイレーツ、フィリーズを経てアストロズ時代に突然開花したイメージの投手だが、その後、レイズと2年3000万ドルで契約。
昨年オフには自宅のちかいレイズとの契約延長を希望したが、古巣のブレーブスと1年1500万ドルで契約。ブレーブスではここまで28試合158イニングで13勝5敗、防御率3.47、FIP3.29、WHIP1.063、奪三振185(K/9=10.5)、与四球51(BB/9=2.9)。
2012年のパイレーツ時代にトミー・ジョン手術を受け、術後の平均球速は91~93マイル程度だったが、2017年は95~96マイルに復活。縦に大きく変化するブレーキング・カーブが決め球で、シンカーなどでゴロに打たせて取るスタイルが特長。今季のGB%は49.2%。
大谷翔平投手の今季がGB%43.6%、マックス・シャーザーが同33.9%だから、彼らと比較してモートンがグラウンドボールピッチャーであることがよくわかる。
ブレーブスは若きエースだったマイク・ソローカが、アキレス腱の再断裂で戦列復帰が遅れ、来季の後半になる予定で、来季もベテランの力を頼ることになりそうだ。