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【MLB移籍情報】メッツとレイズでトレード成立 メッツが先発投手補強

まだまだ小さな動きしかないが、メッツとレイズ間のトレードが成立した。メッツが補強ポイントの先発投手を獲得したようだ。

 

 

フラッグディール・トレード情報

 

 

トレード期限前の移籍情報

 

トレードの詳細はUSAトゥデイのボブ・ナイチンゲールが紹介しているが、メッツが先発左腕のリッチ・ヒルを獲得。

 

 

一方、レイズは、救援右腕のトミー・ハンターとマイナー捕手のマット・ダイアーを差し出すという1対2のトレードだ。

 

 

 

 

ジェイコブ・デグロムの負傷者リスト(IL)入りで、頭数の少なくなった先発ローテーションの穴埋めにベテラン41歳の左腕を起用するというトレードだ。

 

 

ヒルは今季レイズで19試合に先発して95回1/3を投げ、6勝4敗、防御率3.87、91奪三振をマーク。メジャー17年目、41歳にして“いぶし銀”のような味を出している。

 

 

この移籍で10球団目だが、ルイス・ロハス監督は「多くの人々が彼の名前を知っているだろう。我々のチームにとてもフィットするし、素晴らしい補強になった」とコメント。

 

 

ドジャース時代のイメージが強く、ドジャース在籍時には4年連続(2016~19年)でポストシーズンの登板経験もあり、万年Bクラスのポストシーズン経験の少ないメッツの選手たちには頼もしい存在かも知れない。

 

 

ヒルが、メッツの先発ローテーションでうまく機能すれば1年250万ドルの契約でコストも安く、ザック・スコットGMのタイムリーな補強といえるだろう。

 

 

デグロムは故障が多いから織り込み済みとしてもノア・シンダーガード、カルロス・カラスコ、デービッド・ピーターソン、ジョーイ・ルケーシー、ジョーダン・ヤマモト、ロバート・ストックなど、まるで野戦病院のように投手陣に故障が続発していたメッツ。

 

 

41歳まで一線で活躍するベテラン左腕の姿を見せるだけでも若い選手たちに影響力はあるだろう。