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【MLB契約情報】チャーリー・モートンがブレーブスと1年1500万ドルで合意

 

MLB移籍情報

 

 

デビューの地、古巣に復帰のチャーリー・モートン

 

スローペースのフリーエージェント市場に、このオフ最大の動きがあった。

 

レイズからフリーエージェント(FA)となった先発右腕チャーリー・モートンアトランタ・ブレーブスと1年1500万ドルで合意した。

 

このニュースはメジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドが「速報」としてSNSで伝えている。

 

 

ちょっと残念な気がしたが、この1500万ドルは、レイズがクラブオプションを破棄した額と同額だった。メジャーは、どの球団もコロナ禍の60試合無観客開催で減収減益を余儀なくされ、FA契約も厳しい状況だ。

 

レイズはSNSを通じて「ありがとう、チャーリー」と、彼の移籍が決まったことに賛辞を送っている。

 

 

アストロズ移籍後に復活した37歳のベテラン・スターター

 

37歳のモートンは、2008年、ブレーブスでメジャーデビュー。翌年の09年にネイト・マクラウスの交換要員としてトレードでパイレーツへ放出されており、12年ぶりの古巣復帰となる。

 

メジャー13年間で通算93勝89敗、防御率4.08、FIP3.79、WHIP1.334、奪三振率8.0、与四球率3.2。

 

16年11月にアストロズ移籍後、精緻なデータ分析で自分の強みを理解したのか、

 

17年、14勝7敗、防御率3.62

18年、15勝3敗、防御率3.13

 

と持ち味を生かした投球で復活し、レイズ移籍後もエース格として16勝6敗、防御率3.05。この年の「サイ・ヤング賞」投票でも3位に入っている。

 

18年から2年連続でオールスター・ゲームにも選出され、アストロズ時代の17年にはワールドシリーズ制覇を経験している。