メッツのピート・アロンソ一塁手が本拠地シティ・フィールドでのヤンキース戦で劇的なサヨナラ本塁打を放った。
MLB2021
ニューヨークがフランチャイズのヤンキースとメッツのインターリーグ「サブウェイ・シリーズ」が3日(日本時間4日)開催された。
試合は7対7の同点で迎えた10回裏、昨季53本塁打を放ってナ・リーグの新人王となったピート・アロンソがヤンキース6番手、アルバート・アブレイユ投手から8号サヨナラ2ランを無人のレフトスタンドに運んだ。今季第8号2ランは自身初の「walk-off HOMERUN」になった。
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— New York Mets (@Mets) September 4, 2020
前日にチームのOBでリーグを代表する右腕投手でもあったトム・シーバー氏死去の一報を受けての追悼試合で、最終回に7対7の同点に追いついたメッツが延長戦で、しかも人気の中心打者がサヨナラアーチをかけるという“ミラクル”な幕切れを演出した。
メッツの先発ロバート・グセルマンは、最初から右膝に土をこすりつけて生涯3640奪三振、通算311勝を挙げたシーバー氏のトレードマークでもあった土のついた右膝を再現して敬意を表した。
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— New York Mets (@Mets) September 3, 2020
敗れたがヤンキースのアーロン・ブーン監督は「ストライキがあった1981年、私の父(ボブ・ブーン氏=元フィリーズの捕手)は選手会の代表者でもあったので、シーバー家とは1週間ほど生活を共にしていた。8歳だった私はよく彼(シーバー氏)に遊んでもらった」と当時の思い出をコメントしている。