ソロカ アキレス腱断裂で今季絶望に
翌日の現地8月4日に24歳になる右腕に悲劇が襲った。ブレーブスの若きエース右腕マイク・ソロカがメッツ戦の3回表に一塁のベースカバーへ走ろうとした際に右足を負傷した。
ブレーブスは試合後、ソロカが右アキレス腱断裂により今季の残り試合を欠場することを発表した。
ソロカはカナダ出身。2015年のMLBドラフト1巡目追補(全体28位)でアトランタ・ブレーブスが指名。
メジャーデビュー2年目の昨年は、22試合に先発して13勝4敗、防御率2.68、142奪三振の好成績をマーク。
オールスター・ゲームに選出されたほか、新人王投票ではメッツの一塁手のピート・アロンゾに次ぐ2位の投票数を獲得。
サイ・ヤング賞投票でも6位にランクインした。今季は開幕投手に指名され、開幕からの2先発は0勝0敗ながら防御率1.59と好投していた。
ゆったりとしたフォームから切れの良い4シームや2シーム、鋭く変化するスライダー、縦に大きく変化するブレーキングカーブが持ち球だが、最大の特徴は174イニング投げて与四球が7という制球力だろう。
今季、地区3連覇に加えてワールドシリーズ制覇を目指すブレーブス。開幕11試合で7勝4敗と好発進していただけにエースのアクシデントはチームの勢いに影をひそめる結果になる。
今季は、開幕前の準備期間が例年より短かったことが影響して思わぬアクシデントが増える傾向にある。
By video, #MikeSoroka @Braves suffers a right Achilles tendon rupture. Hope the video lies, otherwise surgery, season over and spring training 2021 in jeopardy. Potentially could be considered a reacclimation injury. https://t.co/B3FphJx4ZU
— David J. Chao - ProFootballDoc (@ProFootballDoc) August 4, 2020