ジャンセンはコロナから回復、チャップマンは陽性反応
守護神に明暗
ドジャーズの有働のクローザーであるケンリー・ジャンセンが日本時間7月13日、3週間近くにわたる新型コロナウイルスとの戦いから回復し、チームの夏季キャンプに合流した。ジャンセンは開幕に間に合う見通しだ。
一方、ヤンキースのアロルディス・チャップマンは新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出て、今月23日の開幕には間に合わない見通しとなった。
ヤンキースのアーロン・ブーン監督が11日の会見で明らかにした。チャップマンについてブーン監督は、「検査で陽性反応が出た選手が1人いて、それはチャップマンだった。軽い症状が出ているが全体としては大丈夫だ。キャンプには当面の間、いないことになる」と述べた。
ヤンキースではこれまでに主力内野手のDJ・ルメイヒュー選手も陽性反応が出ていて、大リーグ契約の選手では3人目の感染者となった。
60試合の短期決戦になる今季のMLBだが、主力選手のコロナによる離脱は計算外の戦力ダウンになる。
今月10日には、各球団でキャンプが再開された後、9日までの間に行われた検査で新たに選手13人とスタッフ4人が陽性反応を示したと発表している。