MLB メジャーリーグ物語

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シアトル・マリナーズの開幕戦にも新型肺炎の影響

 新型コロナウイルスの拡大が顕著なアメリカ西部に位置するワシントン州。それがメジャーリーグの開幕にも影響しそうな事態になってきた。

 シアトルの地元紙「シアトル・タイムズ」(電子版)によるとシアトル・マリナーズが拠点を置くアメリカ西部のワシントン州のジェイ・インスリー知事が、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、同日にも州内の一部で250人超を集めるスポーツイベントやコンサートなどの開催を制限することを伝えている。

 これにより現地26日(日本時間27日)のシアトル・Tモバイルパークでの開幕戦(レンジャーズ戦)が変更され、マリナーズコミッショナーと代替日程について協議する。

マリナーズには菊池雄星平野佳寿両投手が所属しているが、開幕第2戦は菊池雄星の先発登板がアナウンスされている。ワシントン州は全米の中でも新型コロナウイルスの流行が深刻で、記事によれば特にマリナーズの本拠地があるキング郡は感染者が多いという。

 ワシントン州は現在、29人の死亡を含む合計366のCOVID-19症(新型コロナウイルス)例を報告している。これを受けてシアトルの公立学校は明日から少なくとも2週間閉鎖されるという。