ブレーブスの動きが活発だ。トラビス・ダーノウを2年1600万ドルで獲得した。
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30歳のダーノーは18年にトミー・ジョン手術でほぼ全休したが、今季は、5月5日にドジャースとメジャー契約を結び、1打席だけ出場して5月10日に金銭トレードでレイズへ移籍。メッツ、ドジャース、レイズの3球団で103試合に出場、打率.251、16本塁打、OPS.745で復活している。
特にレイズ移籍後は92試合で16本塁打、67打点と活躍してバウンスバックした印象を与えていた。メッツ時代に約380万ドルという契約があるが、2年1600万ドルは大幅アップになった。
Welcome to Braves Country, Travis! pic.twitter.com/AaYucq5uHV
— Atlanta Braves (@Braves) November 24, 2019
ブレーブスは先日、ジャイアンツのクローザーだった左腕ウィル・スミスと3年4000万ドルで契約。ベテランの右腕ダレン・オデイ と1年225万ドルで再契約。元日本ハムの右腕リリーバー、クリス・マーティンとも現地19日、2年総額1400万ドルで契約している。
ブレーブスは、ブライアン・マッキャン捕手が引退し、フランシスコ・セルベーリとタイラー・フラワーズの両方がフリーエージェントになった捕手が補強ニーズ。 このうちフラワーズとは契約オプションを破棄したうえで、400万ドルの1年契約(バイアウト200万ドルを加えると600万ドル)で再契約を結んだ。
チーム内にはプロスペクトランキング5位にシェー・ラングリアーズ捕手(22歳)と8位にウィリアム・コントレラス捕手(21歳)がいるが、彼らが成長するまでにはベテランの力が必要で、ヤズマニ・グランダルや17年に捕手部門の「フィールディング・バイブル・アワード」などを受賞したマーティン・マルドナードが候補になっていた。
ブレーブスはニック・マーケイキス外野手ともフラワーズと同様に契約オプションを破棄(バイアウト200万ドル)したうえで、400万ドルの1年契約を結んでいる。
今後の補強は、今季37本塁打のジョシュ・ドナルドソンとの再契約。ドナルドソンは、クオリファイング・オファー(QO)を提示されたが拒否している。彼もQOを破棄したうえで新たに契約を更新する可能性がある。