MLB メジャーリーグ物語

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ドジャース 前田健太 が7回零封で8勝目!

 

ドジャース前田健太投手は10日(日本時間11日)、本拠地でのダイヤモンドバックス戦で7回を被安打3、無失点、奪三振6、無四球と快投し、今季8勝目(8敗)を挙げた。

 

試合はドジャースが4対0で勝ち、前田投手は5月31日(同6月1日)以来の勝ち星を挙げた。

 

前田は3回終了までパーフェクト・スタート。4回に2安打を浴びて盗塁と暴投も絡んで2死三塁まで走者を進めたが、無失点で凌ぐと、5回からの3イニングは、クリスチャン・ウォーカーの単打のみに抑えるという安定感のある93球だった。

 

この日の前田は、投球メカニックを修正したという。その結果、フォーシームの回転数が、平均を上回る2328回転をマーク。

 

フォーシーム35

チェンジアップ18

スライダー16

ツーシーム13

カーブ11

 

93球中、ストライクは63球(67.8%)。フォーシ-ムを軸に多彩な変化球を織り交ぜた的を絞らせない配球だった。

 

前田は24試合で防御率4.12、WHIP1.09、被打率2.09、奪三振率9.42。17年以来の10勝、25先発以上も見えてきた。

 

7年連続の地区優勝は確実で1988年以来31年ぶりのワールドチャンピオンが目標のドジャース。先発陣はMLB1位の防御率。リュ・ヒョンジン、クレイトン・カーショー、ウォーカー・ビューラーの3枚がポストシーズンでの軸になりそうだが、前田は4番手、またはロングリリーバーとしての存在感をアピール出来たことは大きいだろう。