MLB メジャーリーグ物語

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前田5勝目 今季最多107球7回途中2失点、シーガー3打席連続HR

ドジャース前田健太投手が現地3日、地元で行われたアトランタ・ブレーブス戦に先発登板した。

 

5月28日のニューヨーク・メッツ戦では、5回無失点の好投で約1ヶ月ぶりとなる4勝目を挙げた前田。初回にピッチャー強襲のライナーを右手の甲に受けるも、メッツ打線をわずか2安打に封じ込んだ。

 

しかし、その時の腫れが完全に引かなかったため、登板日を1日スライドさせた。昨年まで3年連続2桁勝利を挙げている若手右腕、フリオ・テヘランとマッチアップした。

 

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前田は初回に1点を失うと、2回は1死一、三塁のピンチからタイムリーを許し、2点目を許す。しかし、3回と4回をそれぞれ打者3人で抑えるなど追加点は与えず、7回に先頭の代打ブランドン・スナイダーをサードゴロに仕留めたところで降板した。

 

ドジャースは4対2で勝利。7安打のブレーブスに対し、わずか5安打で勝利。2番のコリー・シーガー遊撃手が3打席連続のソロ、さらにトライス・トンプソン外野手も5回に同点の9号ソロを放ち、一発攻勢で試合をひっくり返した。

 

シーガーは「どこに投げられても関係なかった。ティー・バッティングのようだったよ」と振り返った。

 

前田は、今季最多の107球(ストライク69球)、6回1/3を被安打6、2四球、奪三振5、2失点(自責点は1)で今季5勝目(3敗)を挙げた。ERAは2.84、WHIP1.07。

 

なお、ドジャースは正右翼手のヤシエル・プイーグが左ハムストリングを痛めて15日間の故障者リストに入った。