MLBトレード情報
インディアンス、マリナーズ、レイズの3チームによるトレードが成立したというニュースが入ってきた。米スポーツ専門メディア「ファンクレッドスポーツ」の記者ジョン・ヘイマンら、複数のメディアが伝えている。
Encarnacion-Santana trade may be a three way deal. Tampa Bay appears involved somehow.
— Jon Heyman (@JonHeyman) 2018年12月13日
簡単にまとめると、インディアンスはカルロス・サンタナ一塁手をマリナーズから獲得。
カルロス・サンタナは今秋に日米野球でも来日した選手。17年までインディアンスに在籍。昨年にインディアンスから提示されたクオリファイング・オファーを拒否してフィリーズと契約したが、先日、ジーン・セグラ遊撃手らとの複数トレードでマリナーズへ移籍したばかりだった。結局、1年後に元のインディアンスに戻ったことになる。
さらに、ジェイク・バウアー外野手をレイズから獲得した。
マリナーズは、エドウィン・エンカーナシオンをインディアンスから獲得。同時にインディアンスからドラフト指名権も獲得した。メジャー通算380本塁打。今季も32本塁打、107打点の長距離砲は、FAになったネルソン・クルーズに代わる指名打者としての起用が考えられる。
レイズは、内野の一、三塁を守れ外野手としても出場しているキューバ出身のヤンディ・ディアスと3Aクラスの右腕コール・サルサーをインディアンスから獲得している。
▶インディアンスが獲得
ジェイク・バウアー外野手(レイズから)
▶マリナーズが獲得
▶レイズが獲得
ヤンディ・ディアス(インディアンスから)
コール・ソーサー(インディアンスから)
サンタナとエンカーナシオンの大型トレードがメインで、それに伴ってインディアンスが3選手をマリナーズとレイズに出したトレードと考えれば大きくは間違ってないが、ニューヨークポストによると、それぞれのトレードには選手の移動のほかに金銭の授受やドラフト権の授受が絡んでいる模様。