MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

MLB2018-2019 移籍市場動向 《一塁手編》

 

MLB移籍情報

 

 

ウィンターミーティングが終わり、ルール5ドラフトも終了した。ここまでのメジャーリーグの移籍市場をポジション別に紹介していきたい。

 

 

《FA一塁手

氏名(FA前の所属チーム)

 

ティーブ・ピアース(レッドソックス)再契約

マット・アダムス(カージナルス

マーク・レイノルズ(ナショナルズ

ルーカス・デューダブレーブス

ジャスティン・スモーク(ブルージェイズ

ジャスティン・ボーア(フィリーズ

ハンリー・ラミレス(FA)

ジョー・マウアー(ツインズ)引退表明

 

 

 

 

12月3日

カルロス・サンタナ

フィリーズマリナーズ(13日マリナーズ→インディアンス)

 

 

12月5日

ポール・ゴールドシュミット

ダイヤモンドバックスカージナルス

 

 

12月12日

ジャスティン・ボーア

エンゼルスと契約

 

 

12月13日

エドウィン・エンカーナシオン

インディアンス→マリナーズ

 

ジェイク・バウアー(1B/OF)

レイズ→インディアンス

 

 

12月15日

マット・アダムス(1B/OF)

ナショナルズと契約

 

ヨンダー・アロンソ

インディアンス →ホワイトソックス

 

 

 

ジャスティン・ボーアは、8月にマーリンズからフィリーズに移籍。18年シーズンは2チームで打率.227、20本塁打、59打点、OPS.746だった。

 

 

シーズン終了後にFA。エンゼルスと1年250万ドル(出来高50万ドル)で契約した。エンゼルスアルバート・プホルス一塁手が8月に左膝、9月に右肘の手術を受け開幕も不透明な状況で、ボーアを一塁手指名打者で大谷と併用する。

 

 

ボーアは、イチローと親交のある選手。昨年オフには来日してイチローと神戸でトレーニングして話題になった。イチローからもらった金属製のバットケースを大切に愛用している。

 

 

31歳のヨンダー・アロンソは、マイナーリーグの外野手アレックス・コールとのトレードでホワイトソックスへ移籍が決まった。今季インディアンスでは145試合に出場して打率.250、23本塁打、83打点、OPS.738をマーク。このオフ話題のマニー・マチャドとは義兄弟らしい。

 

 

以前にも紹介したが、来季36歳になるジョー・マウアーは、引退を表明した。もとは捕手だったが、脳震とうの影響もあって14年に一塁手へコンバート。ツインズひと筋15年。通算アベレージは3割を越えているが本塁打は通算142本。キャリアの中で本塁打が10本以下のシーズンが8年間もあった。

 

 

ツインズとの8年1億8400万ドルの大型契約が終わり、条件を満たした場合に自動更新となるべスティングオプションになっていたが、引退を決意した。最終戦では捕手として出場した。観客は、スタンディングオベーションで彼を称えた。