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【MLB契約情報】メッツがウィルソン・ラモス捕手と2年1900万ドルで合意

 

低迷を打開するために新ゼネラルマネージャー(GM)に変わったニューヨーク・メッツ

 

MLB移籍情報

 

 

エンゼルス大谷翔平のエージェントでもあるネズ・バレロ氏と同じエージェント「CAAスポーツ」のブロディ・バンワグネン氏を招聘したメッツが積極的な補強を行っている。

 

 

 

 

強打の捕手ウイルソン・ラモスと2年1900万ドルで合意したことが複数のメディアで報じられた。31歳のラモスは、レイズとフィリーズで計111試合に出場して打率.306、15本塁打、70打点、OPS.845の好成績をマーク。

 

 

今季のメジャーでは400打席以上の捕手は15人しかいないが、その中でもラモスのスタッツは打率で1位、本塁打数8位、打点4位、fWARでも4位と、メジャーを代表する強打の捕手で今季は16年に続き2回目のオールスターゲームにも選出されている。

 

 

ただ、守備防御点(DRS)を見てみると-5で、700イニング以上マスクをかぶった捕手では20人中14位とあまり良くない。

 

 

前所属のレイズとは、17年400万ドル、18年850万ドルの2年1250万ドルだったので、今回の年平均950万ドルは、ややアップしたことになる。

 

 

メッツは正捕手のトラビス・ダーノウがトミー・ジョン手術で19年の開幕には間に合わない状況。そのため捕手の補強は、このオフのニーズだが、それだけではなくMLB全体で29位だった打線のテコ入れなど、チーム再建のための積極的な補強が目立つ。

 

 

マリナーズから強打者ロビンソン・カノーと今季のセーブ王エドウィン・ディアスをトレードで獲得。リリーバーは、元守護神のジュリウス・ファミリアを呼び戻した。ほかにもマイナー選手を2名、ルール5ドラフトでも3名を獲得するなど積極的な補強が目立つ。