MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

「SHO TIME」次は16日極寒のKC 田中は12日 ダルは14日リグレーフィールドに登場

 

MLB2018

 

 

「週間MVP」に輝いたエンゼルス大谷翔平の次回登板が15日(日本時間16日午前3時15分)のロイヤルズ戦に決まった。

 

中6日を空けての登板になるが、敵地カンザスシティは、最低気温がマイナス2度、最高4度の天気予報で極寒の条件下でのマウンドになる。

 

ヤンキース田中将大は11日(日本時間12日)、同地区ライバルのレッドソックスの本拠地『フェンウェイパーク』で先発する。田中はここまで、2試合に先発して12回1/3で1勝1敗。防御率2.92、WHIP0.73、奪三振15、無四球。

 

ダルビッシ有は13日(日本時間14日)、カブスに移籍後、はじめて本拠地シカゴ・リグレーフィールドでの登板になる。相手はブレーブス

 

ダルビッシュは、2試合に登板して10回1/3、防御率5.23、WHIP0.93、奪三振13、3四球。シカゴは風が強く「WindyCity」と呼ばれている。それは、投手にとっては変化球の曲がり具合にも影響する。

 

1914年にオープンしたリグレーフィールドは、レッドソックスの『フェンウェイパーク』に次ぐ、メジャーで2番目に古い球場。

 

先代球団オーナー、フィリップ・リグレーの「野球は太陽の下でやるべきもの」という信条から、1988年まで、メジャーで唯一、ナイター設備のない球場だった。今でもナイターはヤンキースタジアムなどに比べて暗い感じがする。

 

リグレー名物のツタに深く覆われた美しい外野フェンスは、この時期は、まだ、見ることはできないが、上原浩治に続いてダルビッシュの勇姿が、この歴史的スタジアムで見られるというのは、メジャーリーグファンにとっては楽しみのひとつだ。