MLB機構は2020年のオールスター・ゲームをドジャースの本拠地ドジャー・スタジアムで開催することを発表した。
ドジャー・スタジアムでの開催は1980年以来、40年ぶりになる。この時は、ナ・リーグが4対2で勝ち、MVPにはケン・グリフィー(レッズ)が選出された。
日本人ファンには、野茂英雄がドジャースでデビューした事からなじみの深いスタジアムでもある。
レッドソックスの1912年開場「フェンウェイパーク」、カブスの1914年開場「リグレーフィールド」に次いで3番目に古い球場(1962年開場)
フィールドがセンターラインを軸にシンメトリーなデザインで、日本では一般的だが、メジャーでは1990年代以降の新築ラッシュの結果、左右対称のフィールドは珍しくなった。
20年ほど前に新婚旅行でドジャースタジアムを訪ねた友人の話では、ロス郊外の高台に立地して、掘り込んだようなスタジアムになっており、上から下にエレベーターで降りて観戦したらしい。4月から11月頃までは、ほとんど雨が降らない気候で、雨天中止はほとんど無い。
ナイターでは霧が立ち込め、その湿気を吸ってボールが重くなり、球足が遅くなるらしい。さらに、センターからホームへ向かって打者からすればアゲンストの風が吹くことが多く、ファウルグラウンドも比較的広いことから投手有利なパークファクターがある。