MLBトレード情報
アンドリュー・マカッチェンやゲリット・コールといった投打の主力を放出したピッツバーグ・パイレーツ。
主力選手からも不満の声が続出しているとの報道があったが、そのパイレーツがタンパベイ・レイズとトレードを成立。コーリー・ディッカーソン外野手を獲得した。
パイレーツからレイズへは、30歳の中堅リリーバー、ダニエル・ハドソン投手とマイナーリーガーのトリスタン・グレイ二塁手が交換要員。
コーリー・ディッカーソン外野手は、キャリア5年の28歳。昨季は、主にレフトで150試合に出場。打率.282、出塁率.325、長打率.490、OPS.815。キャリアハイの27本塁打をマーク。オールスターゲームにも初選出された。
今季は年俸調停2年目で59万5,000ドルと格安。しかも、19年シーズン終了まで2年間コントロールできる。
パイレーツの攻撃陣は昨季、MLB30チーム中26位の打率、同28位のOPS、得点と低迷していただけに、新天地では、攻撃のカギを握る2番打者として期待され、1番打者でWBCアメリカ代表にも選出されたジョシュ・ハリソンとの1・2番コンビは攻撃力がアップグレードした。
カブス、カージナルスに加え、昨年躍進したブルワーズなど、今季も強豪ぞろいのナ・リーグ中部地区。
投打の主軸を放出したパイレーツだが、補強ニーズだった先発投手は、ジョー・マスグローブを追加したが依然として見劣りする。
ブルペンは、アストロズからセットアッパーとして期待されるマイケル・フェリースとシャイアンツの若手左腕カイル・クリックをトレードで追加、経験豊富な左腕ケビン・シーグリストともマイナー契約を結んでいる。