日本人サブマリン投手、牧田和久を補強したパドレスが、左腕のクローザー、ブラッド・ハンドと契約を延長している。
MLB移籍情報
契約内容は3年1,975万ドルで年平均は約685万ドル。4年目は球団オプションで1,000万ドル。バイアウト100万ドル。17年オフのリリーフ投手では総額で6番目の契約額になる。
brad hand passed physical, deal official. $19.75M, 3 years. $10M option in 2021, $1M buyout. #padres
— Jon Heyman (@JonHeyman) 2018年1月14日
メジャー8年目の27歳左腕は、2016年4月にマーリンズからDFAされてウエーバーにかけられ、パドレスに拾われた。
2016年は82試合に登板して4勝4敗、1セーブ、21ホールド、防御率2.92、WHIP1.108、被打率.195。昨季はシーズン途中でクローザーに抜擢され、72試合で3勝4敗、21セーブ、16ホールド、防御率2.16、WHIP0.933、被打率.191と前年を上回る素晴らしい活躍を見せた。
昨日紹介したアディソン・リードと同じで、やや登板過多のような気もするが、リード同様、脂の乗って来る20代後半。今後、球界を代表するようなリリーバーに成長する可能性はある。
MLB公式サイトによるとハンドは「とても興奮しているよ。言葉では言い表せないね。球界では何が起こるかわからない。2年前、パドレスは僕に活躍の場を与えてくれたし、僕のなかに何かを見出してくれた。本当に感謝しているんだ」と喜びを語っている。
A.J.プレラーGMは「間違いなく、彼は大きな舞台で力を発揮できる男だ。この2年間、彼は球界でベストのリリーバーの一人だった。チームのために様々な役割をしっかりこなしてくれたよ」と、オールスター左腕に最大級の賛辞を贈った。