ミネソタ・ツインズがブルペンの補強に動いた。アディソン・リード投手と2年1,675万ドルで契約したことを複数のメディアが伝えている。
MLB契約情報
リードは、昨年夏のトレード・デッドライン前にポストシーズンを狙うボストン・レッドソックスがニューヨーク・メッツから獲得。その後、フリーエージェント(FA)になっていた。
Free-agent reliever Addison Reed in agreement with #MNTwins on two-year deal for slightly under $17M, sources tell The Athletic. Pending a physical.
— Ken Rosenthal (@Ken_Rosenthal) 2018年1月13日
17年のリードは、2チームで77試合(76イニング)2勝3敗、15ホールド、19セーブ、防御率2.84、WHIP1.05、76奪三振。セットアップマンとクローザーの経験がある。
17年オフのリリーバーの契約状況
- ウェイド・デービスが3年5,200万ドルでロッキーズと契約
- ブランドン・モロウが2年2,100万ドルでカブス
- マイク・マイナーが3年2,800万ドルでレンジャーズ
- ブライアン・ショーが3年2,700万ドルでロッキーズ
- ジェイク・マギーが3年2,700万ドルでロッキーズ
リードは、キャリア7年だが16年にメッツで80試合投げるなど2年間で157試合、153回2/3を投げており、やや登板過多かもしれない。
そのあたりの健康面での心配が影響しているのか、年平均でいうとリリーバーで8番目の金額で、30代の投手が多いなかで、脂の乗りきった29歳のリードは、やや抑えられた気がする。
ツインズは、先発陣が17年MLB19位(防御率)、リリーフが同20位で、投手力強化、とくにクローザーとセットアップマンが補強ニーズで、クローザー候補で18年シーズン中に41歳になるフェルナンド・ロドニーとも契約している。