元広島カープのジェイ・ジャクソン投手がメジャーにコールアップされた。
NPB広島東洋カープで2016年から3年間、セットアッパーとして広島のセ・リーグ3連覇にも貢献した31歳ジェイ・ジャクソンがブリュワーズ傘下のトリプルAサンアントニオ・ミッションズからブリュワーズの25人枠に登録された。
After 3-year run in Japan's #NPB, Jay Jackson returns to #MLB with #Brewers:https://t.co/iKiBlsYy24 pic.twitter.com/7NZmyQ89lR
— MLB Trade Rumors (@mlbtraderumors) 2019年4月29日
「MLB TRADE RUMORS」によると、右腕のリリーバー、アレックス・ウイルソンがマイナーに降格、その枠にジャクソンが入る。ジャクソンは2月にブリュワーズと100万ドルでマイナー契約してNRIとしてメジャーのスプリングトレーニングに参加していた。
ジャクソンは今季マイナーで7試合に登板して8回2/3イニングで失点0、14奪三振、2四球と好成績をマークしていた。
メジャーでの経験は2015年のサンディエゴ・パドレス時代の6試合しかなく、NPBでの175試合176イニング、92ホールド、2セーブ、防御率2.10、WHIP1.13という安定したスタッツが彼の自信になったことは間違いない。
ブリュワーズといえばクローザーの左腕ジョシュ・ヘイダーが9回、右腕ジュニオール・ゲラが8回を任されて実績を残しているが、それ以外のリリーバーは弱く、ブルペンはMLB全体でも22位と低迷している。ジャクソンが好投すればNPB時代と同様にセットアッパーとして7回あたりを任される可能性はある。