MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

元広島のジェイ・ジャクソンがブリュワーズでメジャー昇格

 元広島カープのジェイ・ジャクソン投手がメジャーにコールアップされた。

 

 

NPB広島東洋カープで2016年から3年間、セットアッパーとして広島のセ・リーグ3連覇にも貢献した31歳ジェイ・ジャクソンがブリュワーズ傘下のトリプルAサンアントニオ・ミッションズからブリュワーズの25人枠に登録された。

 

 

MLB TRADE RUMORS」によると、右腕のリリーバー、アレックス・ウイルソンがマイナーに降格、その枠にジャクソンが入る。ジャクソンは2月にブリュワーズと100万ドルでマイナー契約してNRIとしてメジャーのスプリングトレーニングに参加していた。

 

ジャクソンは今季マイナーで7試合に登板して8回2/3イニングで失点0、14奪三振、2四球と好成績をマークしていた。

 

メジャーでの経験は2015年のサンディエゴ・パドレス時代の6試合しかなく、NPBでの175試合176イニング、92ホールド、2セーブ、防御率2.10、WHIP1.13という安定したスタッツが彼の自信になったことは間違いない。

 

ブリュワーズといえばクローザーの左腕ジョシュ・ヘイダーが9回、右腕ジュニオール・ゲラが8回を任されて実績を残しているが、それ以外のリリーバーは弱く、ブルペンMLB全体でも22位と低迷している。ジャクソンが好投すればNPB時代と同様にセットアッパーとして7回あたりを任される可能性はある。