2010年にヤンキースやレッドソックスを抑えて地区優勝して以来、地区制覇どころか、最近4年間は下位に低迷しているタンパベイ・レイズ。
そのレイズが、オーナーサイドからのきびしい年俸総額の削減要求もあってストーブリーグの成り行き次第では主力のエバン・ロンゴリア三塁手やクローザーのアレックス・コロメ、ウィルソン・ラモス捕手などを放出して、一気に「再建モード」に以降する可能性があると地元紙「タンパベイ・タイムズ」が解説している。
The #Rays could trade Evan Longoria this offseason https://t.co/dB2UCg0iFh pic.twitter.com/BHnDm2kRy4
— MLB Trade Rumors (@mlbtraderumors) 2017年11月19日
ジェイク・オドリッジ(SP)
27歳650万ドル、8勝10敗、防御率4.14
コリー・ディッカーソン(OF)
28歳640万ドル、打率.282、OPS.815、27本塁打、62打点
ブラッド・ミラー(2B、SS、OF)
28歳440万ドル、打率.201、9本塁打
上の3人はトレード要員として名前が挙がっている。ほかに、アデイニー・エチェバリア遊撃手(年俸調停500万ドル、マーリンズから夏に移籍)も候補らしい。
フランチャイズプレイヤーと誰もが認めるエバン・ロンゴリアは2018年に1350万ドルの年俸で契約が9400万ドル残っている。ウィルソン・ラモス捕手は1050万ドル。クリス・アーチャーは同じく625万ドルで残契約3400万ドル。
ただ、エース格のクリス・アーチャーに関してはエリック・ネアンダーGMが、放出には否定的だという情報もあるが、47セーブのクローザー、アレックス・コロメ(年俸調停1年目)はトレードされる可能性が高いという。
トロピカーナ・フィールドがホームのレイズと言えば05年に所属した野茂英雄はレイズで日米通算200勝を達成した球団。
07年から09年までは岩村明憲、12年には松井秀喜が現役時代に最後に所属した球団でもある。