タンパベイ・レイズが主力のエバン・ロンゴリア三塁手をSFジャイアンツにトレードした。
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同地区ライバルのニューヨーク・ヤンキースがナ・リーグのMVP男ジャンカルロ・スタントンを獲得し、さらなる補強に動ける資金とプロスペクトを擁している状況で、極端に言えば“白旗”をあげたのだろうか。再建モードに舵をきった。
レイズひと筋10年、通算打率.270、OPS.823、本塁打261本、打点892。オールスター3回選出。今季はバウンスバックして3.6 rWAR、2.5 fWARでチームに貢献。7年ぶりにゴールデングラブ賞を受賞した。
Giants To Acquire Evan Longoria https://t.co/X0JegnKeQh pic.twitter.com/elTV9TXby8
— MLB Trade Rumors (@mlbtraderumors) 2017年12月20日
このフランチャイズ選手ともいうべきロンゴリアのトレードで今後のトレード市場には、レイズの中心選手たち、たとえばクリス・アーチャー投手、ジェイク・オドリッジ投手、ウィルソン・ラモス捕手、コリー・ディッカーソン外野手、アデイニー・エチェバリア遊撃手などが、交渉のテーブルに上がることになるだろう。
なお、このトレードでジャイアンツは、33歳のディナード・スパン外野手(18年1,100万ドル)、若手有望株のクリスチャン・アローヨ内野手のほか、マイナー2投手の計4人を放出する
ロンゴリアは12年に17年から22年まで6年総額1億ドルで契約を延長。そのうち5年8,100万ドル(約91億8,000万円)の契約を残しているためレイズは4人の選手と金銭も一部負担するトレードになった。