【MLB移籍情報】パドレスとレイズで複数トレードが成立、ファムがパドレスへ移籍

MLBトレード情報

パドレスのAJプレラー・ゼネラルマネージャーが発表したところによるとパドレスは、ハンター・レンフロー外野手、ザビエル・エドワーズ内野手および後日指名（PTBNL）1名を加えた3名をパドレスに放出。

レイズからはトミー・ファム外野手と右腕ジェイク・クローネンワース投手（兼内野手）がパドレスに移籍する。

The #Padres have acquired OF Tommy Pham and INF/RHP Jake Cronenworth from Tampa Bay: https://t.co/pliuQABuHr pic.twitter.com/mG9b2ibWjt
— San Diego Padres (@Padres) December 7, 2019

　このトレードでの注目はパドレスに移籍するトミー・ファム外野手だろう。今季は、打率.273、出塁率 .369、OPS.818、21本塁打、68打点、25盗塁、 fWAR3.3 。29盗塁中25盗塁の成功は86.2%の成功率でア・リーグ1位。出塁率は高く、2017年には出塁率.411（MLB3位）をマーク。

　18年の後半から今季にかけて48試合連続出塁でレイズの球団記録を作った。デビュー以来の出塁率.373はムーキー・ベッツ（. 374）と比較しても遜色ないスタッツだ。メジャーキャリア6年で打率.277、出塁率.373、OPS.844、79本塁打、239打点、OPS＋126。

　ファムは31歳だが、年俸調停2年目で、調停1年目の今季が410万ドル、2年目の来季は860万ドル。22年終了後にフリーエージェントになる。

　もう一人の移籍選手、クローネンワースはレイズ3人目の二刀流選手。2015年にミシガン大学からドラフト7巡目でレイズに入団した25歳。

　大学時代は二刀流選手として活躍したが、プロ入り後は内野手に専念していた。5シーズン目の今季、春季キャンプ中に投手としての練習を始め、3Aではオープナーで6試合、計7試合に登板して7回1/3、防御率0.00だった。

　一方、レイズが獲得したレンフロー外野手は今季、メジャー4年目で打率.216、33本塁打、64打点、OPS.778。率は低いものの3年連続20本塁打以上をマークしている。