MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

田中将大、ライバル対決で好投、節目のメジャー50勝

ヤンキース田中将大投手が現地2日、本拠地でレッドソックスダブルヘッダーのGAME1に先発。7回0/3を投げて97球(ストライク66球)、5安打、2四球、3奪三振、1失点の好投。

 

首位レッドソックス相手に5対1で勝って節目になるメジャー50勝をマークした。

 

 

MLB2017 田中がメジャー50勝

 

 

勝ち星は、味方打線のランサポートによって変わってくるので比較にはならないが101登板で50勝は、日本人投手で最速らしい。

 

今季26試合11勝10敗、防御率4.54、WHIP1.23、158奪三振

 

夏場に強い田中だったが今季は10日間の故障者リスト(DL)入り。しかし、それが逆に休養になったのか、本来の調子を取り戻し8月は防御率2.63と好調。DL明けでは3試合連続で7イニング以上を投げ、3連勝している。

 

今季は29本も献上している本塁打もこの間は1本に抑えて、完全復活の印象を与えているが、ただ、この日も危ない打球もあり、「ジキルとハイド」とテレビ解説者がコメントしていたように、今季は試合ごとに期待を裏切ってきた部分もあるので、もう少しこの好調を維持して欲しい。

 

メディアによればジラルディ監督は試合後の会見で「これまでの先発10試合、彼は本当に素晴らしかった。過去2~3年間、彼は選手を率いてきた。彼は復調した」と、入団以来の田中のエースとしての存在感に賛辞を贈った。

 

さらに指揮官は、この日のピッチングにも触れ「素晴らしい球を投げているよ。コントールが非常に良かった。スライダーは素晴らしかった。スプリッターも今日、本当に良かった。ファストボールを低めに、効果的に投げていた。本当に素晴らしいコントロールだった」と分析した。

 

 

田中将大

2014年 13勝5敗

2015年 12勝7敗

2016年 14勝4敗

2017年 11勝10敗