1988年以来のワールドシリーズ制覇を目指すロサンゼルス・ドジャースとニューヨーク・メッツのトレードが成立している。
フラッグディール・トレード情報
このトレードでドジャースはメッツの元オールスター外野手カーティス・グランダーソンを獲得した。
36歳のグランダーソンは今季終了後にフリーエージェントになるが、今季はここまで打率228、出塁率.334、OPS.815、19本塁打、52打点。
残りの負担額は約500万ドルほどで、メッツは金銭もしくは渡した選手のリストから後日指名するものと思われる。
グランダーソンは、センターに入るものと予想され、若手25歳のジョグ・ピーダーソン(打率.215、11本塁打)が、マイナー落ちか控えに回る。相手投手によっては、右打席のピーダーソンと左のグランダーソンというツープラトンでの起用も予想される。
これまでプレーオフに6度出場し、3本塁打を記録しているグランダーソンの経験値も世界一を目指すチームには必要かもしれない。
ドジャースは、エイドリアン・ゴンザレス一塁手が戦列に復帰しているが、コディ・ベリンジャーが好調なことから一塁に残し、もともと内野手だったクリス・テイラー(打率.310、17本塁打)がレフト、ヤシエル・プイーグがライトを守る布陣になっている。
今後、ゴンザレス一塁手の調子が上がって来た場合に、一塁のベリンジャーをレフトに戻し、クリス・テイラーをレフトから二塁手へコンバートすることも考えられ、打線だけ見れば厚みのあるものになる。
メッツはジェイ・ブルース、カーティス・グランダーソン、アズドルバル・カブレラを8月のトレード市場で動かせると判断し、アディソン・リードのトレードで最大の見返りを得ることに集中していたという。