エンゼルスの主砲アルバート・プホルスがメジャー通算600号アーチをエンゼルスタジアムに架けた。
MLB2017 GAME DAY
プホルスが600号に到達
プーホルスは、本拠地のアナハイムで行われたツインズ戦の4回、2死満塁の場面で、ツインズのエース右腕アービン・サンタナから今季9号本塁打をレフトスタンドのポール際に運びメジャー史上9人目となる通算600号本塁打を達成した。
この満塁ホームランでアルバート・プーホルスが史上9人目、そして4番目の若さで600本ホームランに達成した! https://t.co/io9qkVFP99 pic.twitter.com/MbSY5ns8QP
— MLB Japan (@MLBJapan) 2017年6月4日
37歳のプホルスは、マーリンズのイチローと同じ2001年にカージナルスでデビュー。それ以降、2010年まで打率.300、30本塁打、100打点を10年連続で達成した。
ドミニカ共和国出身のメジャー選手としてマニー・ラミレスの最多打点記録だった通算1831打点を抜き、歴代ドミニカ共和国出身選手の最多打点記録を持っている。(MLB全体では歴代17位)
通算安打数も2876本で、3000安打まで124本。
Welcome to the club! #Pujols600 pic.twitter.com/QAl4Zh8R7y
— Angels (@Angels) 2017年6月4日
MLBの100年を超える歴史の中でも「600本」の金字塔はたったの9人。2001年時点でこの金字塔をクリアしていたのはベーブ・ルース、ウィリー・メイズ、ハンク・アーロンのわずか3人だけ。
そこから16年のうちにバリー・ボンズ、アレックス・ロドリゲス、ケン・グリフィー・ジュニア、サミー・ソーサ、ジム・トーミ、そして今回のプホルスの6人が新たに到達した。(一部の選手には禁止薬物の使用などグレーな部分もあるが)
今後、殿堂入りが確実な選手として、デレク・ジーター、マリアノ・リベラ、イチロー、ジム・トーミの4人とともにプホルスの名前を挙げる声が多い。